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ごあいさつ |
我国には、北は青森から南は沖縄まで200を超える伝統的工芸品が伝産法(伝統的工芸品産業振興に関する法律)の指定を受けています。100年以上続く工芸品の産地がこれほど多く存在する国は、大変珍しいのではないでしょうか。
そこには日本人の持つ自然の素材を活かす細やかな「感性」と、それを生活の道具として表現するしっかりとした技術があります。
そして更に、そこには何よりも「こころ」がこめられています。
それは、木工芸で例えるなら指物技術の仕口(しくち)の「留型隠し蟻組(とめかたかくしありぐみ)」もそのひとつです。これは、箱の外観はただ四枚の板を着けただけに見えますが、そのつなぎ目の中は、複雑に蟻臍(ありほぞ)に組まれ、その強度は格段に増します。このように目に見えない所に最高の技術を駆使する、日本人の「こころ」。今、一番失われようとしているものではないでしょうか。
第6回全国『木のクラフトコンペ』では、こんなクラフトマンシップあふれる作品を公募いたします。多くの皆様方の出品をお待ちしています。 |
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賞 |
大賞 1点/副賞 50万円
金賞 2点/副賞 20万円
審査委員賞 5点/副賞 5万円
特別賞 10点 |
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第5回 全国「木のクラフトコンペ」作品 All
Japan Wooden Crafts Competition
テーマ:暮らしを創る |
第5回 金賞作品
「トートバックB」 |
第5回 大賞作品
「抹茶椀」 |
第5回 金賞作品
「金銀杢皿」 |
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募集部門 |
1 テーブルウェア部門
食空間に使われる器・食器など、様々な道具類。
2 インテリア部門
住空間で使用される小物類。装身具などのボディウェア類。
3 観光工芸品部門
主に観光地で販売することを目的としたもの。 |
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募集条件 |
●木を主要素材としたもの。
●2010年1月1日現在未発表のもの。
●寸法は縦×横×高さの合計が3m以内、重さ40kg以内。
●販売可能なもの。(非売品は不可)
●入選作品は期間内は返却できません。 |
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募集期間 |
平成22年7月1日(木)〜7月30日(金)
指定の応募票により事務局宛でお申し込み下さい。
最終日消印有効 なお、応募票は80円切手を同封の上ご請求下さい。 |
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審査委員 |
喜多 俊之氏(プロダクトデザイナー・大阪芸術大学教授)
田中 義信氏(デザインコンサルタント)
十時 啓悦氏(漆芸作家・武蔵野美術大学教授)
山田 節子氏(デザインコーディネーター)
小堀 誠氏(神奈川県産業技術センター
企画部戦略的デザイン室長) |
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審査のねらい |
●創造性・新規性があること。
●今の時代に合い、かつ未来への方向性があること。
●製作意図がテーマに適し、作品に反映されていること。
●加工技術が適正であること。
●商品性があり、適正価格であること。 |
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作品集について |
●作品集作成にあたり、入選者の方の名前、住所を掲載させて頂く事をご了承下さい。 |
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作品の搬入 |
平成22年8月5日(木)〜6日(金)の2日間
期間内の9時〜16時の間に、事務局に持参するか運送業者を利用して搬入して下さい。 |
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入賞作品展 |
日時:平成22年10月22日(金)〜10月24日(日)
場所:小田原アリーナ
「小田原・箱根 木製品フェア2010」会場に展示 |
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応募手数料 |
●一般/1種につき6,000円。1種増すごとに3,000円。
●学生/1種につき3,000円。1種増すごとに2,000円。
1種とは、単一作品及びデザインの統一されたシリーズの作品に限ります。用途やデザインの異なるものは2種以上とみなします。また、著しく数の多いものも2種以上とみなす場合もありますのでご注意下さい。 |
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主催
小田原・箱根「木製品フェア2010」実行委員会 |
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